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海上保安庁発行の「SUPの事故発生状況」から、中禅寺湖に当てはめて考えてみた

SUPにおけるとても重要な事故に関する報告内容のシェアです

めちゃくちゃ真面目か!な内容になります。中禅寺湖でのSUPをいい形で楽しめる場所にしたい、そのためには啓蒙が必要、という思いから非常に僭越ながら追加で書いてみました。


このデータは海での発生状況なのでそのまま中禅寺湖に当てはまらないとは思いますが、少しずつSUPを楽しむ人口は中禅寺湖でも増えてきていて、マイボードを持ってこられる方も増えてきています。

明治大正のころから親しまれている釣りやヨットなどに比べたら中禅寺湖におけるSUPの歴史はとんでもなく浅い。また、事故などが起きてしまうことは観光業で成り立っている日光や中禅寺湖の経済にとても悪い影響を与えてしまいます。


海も湖も川も人間の手が加えられている要素はとても少なくて、それだけ何が起きるか分からないわけで、天気、風向き、気温、動植物の存在など、『ついさっきまで穏やかっだったのに…一体なに…(´;ω;`)』ということが普通に起こります。

例えばスキー場も自然のスポーツですが、リフトで体力を奪われずに山を登れたり、直滑降すればすぐに移動が出来たり、逃げ込める建物があったりなど、かなり人間の手によって安全が確保されているレベルが高めです。

初めてのSUP体験でスクールに入る場合はこういった安全管理は、業者側が提供するサービスなのでここでは対象ではなく、個人で遊ぶ場合はしっかり浮くライフジャケットを着ること、天気予報を見ること、健康管理はしっかりしてくること、の3つは最低でも必要だと思っています。



このデータを中禅寺湖に当てはめて考察してみる

中禅寺湖でSUPに関連した事故は我々としてはまだ起きていない(或いは報告されていない?)と思っていますが、この海上保安庁の資料を中禅寺湖に当てはめてそれぞれのデータについて考察してみました。


①事故の推移(年) 事故はまだ無くても、遊ぶ人口は増えているので時間の問題とも言えます。このデータのように事故者数を上昇傾向にしないようにするための意識&知識の啓蒙と、死亡・行方不明を上昇させないための装備(最低でも。ここではライフジャケットの着用ですね)が必要だと思います。


②事故の推移(月) 中禅寺湖でもやはり8月に遊びに来る人が多いように感じるので、このデータと同じ状況だと思います。


③事故内容別の割合 中禅寺湖は風が強めなのでこのデータと同じく帰還不能が過半数になる可能性が高いと思います。強いていうと、負傷が割合増える可能性があるかもしれません。湖畔はほとんどの場所は岩が多いので、転倒による怪我が起こりやすいと思います。


④事故原因別の割合 これは中禅寺湖特有の風や天気の変わりやすさがあるので、ほぼ同じ様になると思います。場所特有の気象変化や地形に対する知識不足で気付いたら想定とは違う方角から強風になっていて、更に技能不足から帰ってこれない、など。


⑤経験年数別の割合 これは恐らくですが、初めての割合がもっと多くなるような気がします。中禅寺湖は海ほどの多様な変化はなく、移動出来る範囲も決まっているので、中禅寺湖に対する知見が増えるほど安全度は加速度的に増えるんじゃないかと思います。

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